照光寺 蚕霊供養塔・開山堂
名 称 照光寺(しょうこうじ)
所在地 岡谷市本町2-6-43(goo地図
◆蚕霊供養塔
指 定 指定なし 指定日
建立年 昭和9年(1934)11月
高 さ 11.2m 床 面 一辺約2m
相 輪 鋳鉄製 屋 根 銅板葺
備 考 製糸業にかかわる蚕の霊を祀る供養塔
◆開山堂
指 定 指定なし 指定日
建立年 明治36年(1903)8月創建、2階の六角宝塔部分は昭和31年(1956)増築。
高 さ ?.?m 床 面 一辺約3.6m
相 輪 鋳鉄製? 屋 根 瓦葺
備 考  
▲蚕霊供養塔(北面)
ISO:64 f:5.6 SS:1/60(マニュアル)

 岡谷駅からほど近い城向山照光寺は新義真言宗智山派に属し、本山は京都智積院ですが、インド哲学者の前住職および現住職の影響もありチベット仏教と深いつながりがあるそうです。

 山門下にひっそりと建つ蚕霊供養塔は、かつて世界屈指の製糸工業が行なわれていた岡谷市にあって、その蚕の霊を祀るため昭和9年(1934)に建立されました。

 一般的に二重塔というのは多宝塔以外あまり存在しませんが、この蚕霊供養塔は説明書きに「多宝塔形式」とありますので一応多宝塔なのでしょう。

 多宝塔形式といえば、同寺にある開山堂は1階土蔵部分の「位牌堂」が明治36年(1903)に建立され、2階の六角宝塔部分が昭和31年(1956)に増築された建造物で「六角宝塔」とありますので、こちらも多宝塔と言えるのかも知れません。

▲蚕霊供養塔(西面)
ISO:64 f:5.6 SS:1/25(マニュアル)
▲開山堂
ISO:64 f:5.6 SS:1/60(マニュアル)
▲本堂
ISO:64 f:4 SS:1/20(マニュアル)
▲開山堂
ISO:64 f:4 SS:1/80(マニュアル)

 照光寺の建造物にあまり古いものはありませんが、その歴史は非常に古く、平安時代まで遡るそうで、宝徳4年(1452)には諏訪大社下社秋宮の神宮寺となり、当時は12坊を抱える隆盛を誇ったと伝えられています。

 現在、同寺の最も古い建造物は本堂で、天明8年(1788)に焼失後、寛政5年(1792)に再建されたものですが、大隅流始祖の棟梁「柴宮長左衛門矩重」による欄間等の彫刻が見事です。


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