この多宝小塔は、建立が室町期の文亀2年(1502) と言いますから、その小塔を納めた天文7年(1538)建立の釈迦堂より早く造られた事になります。
多宝小塔は見事な彩色が施され、扉には牡丹の絵が描かれた金箔を貼り、大きさ(約2m程?)の割に荘厳さが漂っています。
釈迦堂は和様に天竺唐様を折衷させた建築様式で、奈良の大仏殿と同様の架構方法にも特徴があり、京都以東ではほとんど見られない様式のようです。