1970年代初頭のロック喫茶
それは「怪しい」の代名詞のようなもの
特にその最たる店が「サプマリン」だった。
今回はこのコーナーも第2回目
怪しげなロック喫茶[サブマリン」を紹介しちゃうぞ
サブマリン
サブマリンといえば怪しげなロック喫茶。まぁ、当時のロック喫茶は前回の「ライトハウス」を含め、全て怪しかったようなもんだけど、とりわけ「サブマリン」は怪しかった。
というのも、おいらがはじめてソコに行ったとき、何やら奥の方でアンパンやグラス(いわゆる大麻のこと)を吸ってる輩がいたからだ。
たまたま普通の恰好で店を訪れたおいらは、そヤツらの…店先に何日も放置された魚のような…目で睨み付けられ、注文したコーラが喉を通らなかったことを未だに覚えてる。てなわけで、おいらの記憶に残る「サブマリン」は怪しいロック喫茶の最右翼となってしまった。
「サブマリン」は新宿駅東口から新宿通りを東方面に進み、明治通りとの交差点…そうそう、この角の2階には「開拓地」があったっけ。わりかし広い店内なのにデッカいテーブル置くもんだから狭くなっちゃってて、けっこう頻繁にライヴやってたみたいだけど、あんな狭いトコでどうやってライヴやんだろって思ってたら、結局行かずじまいになっちゃった。きっとテーブル片づけたんだろうけど、あんなデッカのどこにって一時期悩んだことがあったっけ。なんて話が逸れちゃった…の数件先向かって右側の地下にあった。
オーナーは何度か変わったのだろうか、おいらが集中的に行くようになった当時(約20年ほど前)には、雰囲気も随分と良くなってて、その店には不釣り合いな初老の紳士がオーナーにおさまってた。けど、店の奥には「アンパン、大麻禁止」の張り紙がその当時を忍ばせるかのように燦然と輝いていたっけ。
店には狭くて急な階段を下りて行くんだ。ところがその階段から店内の天井まで空調やら水道、排水の配管がむき出しになってて、「サブマリン」っていうネーミングはここから来てるんだなと妙に納得してしまったもんだ。
店内はまず5〜6人用(?)のカウンターがあって、その奥は一段上がってちょっとばかり広くなってるんだけど、確か冬の時期にはコタツなんかがあったっけ。腹に響くロックをコタツで聞くなんて、今考えるとなんてオツな店だったんだろうと思っちゃうよね。そこはいつも常連客が居座ってて、結局おいらは一度もコタツにはあたれなかったけど…。それだけが心残りだな〜。
何度か「サブマリン」に出入りした後くらいから、おいら自身ロック喫茶に飽きちゃったのかな…ジャズ喫茶に鞍替えしちゃったモンだから、そのまま「サブマリン」とも遠のいてたけど、風の便りじゃ結構その頃のロック喫茶としては後々まで長続きしてたみたいだった。きっとオーナーが良かったんだろうね。
てなわけで今回の「サブマリン」は短いけどこれでおしまい。次回はまだ未定。
Copy by 青梅鴻輔
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