| さてさて、実際の作品をご紹介することになった初回の今回、まずはニッサン(当時はダットサンでした)が誇る我が国の名車中の名車「フェアレディ」をご紹介しましょう。
ご紹介するキットは、今はなき「LS」社から金型を買い入れた・・と言われる「ARII」社の製品(この金型はどちらの制作なのかは解りません)で、元箱には「Fairlady SR311」などと銘打たれていましたが、実際制作に取りかかると、SRなのかSPなのか全く解らない状態で、しかも、コックピット部分がやたらと高くなってしまっていました。(..;)
「う〜ん、こりゃまた厄介じゃわい!」
キットを開けてみて、そう思った方もきっと多かった事でしょう(苦笑)。
そのたため、どちらの車を作るにしても、たいへん根気の要る作業になりそうだと容易に想像がつきました。
#ま、実際作り始めたら、到底完成しないだろうと思う程でしたが...。f^^;)
でもって、改修部分は多いものの、他にキット(プラモデルキット)が無い(のかな?)「SP311」を取り敢えず制作することにしました。
まず最初に行ったのが、先にもお話ししたコックピット部分の高さ調整でした。何しろ実際の寸法にして3ミリほども高くなっていたのですから、ドライヤーで少しずつ暖めながら変形させるにしても、結構手間が掛かりました(苦笑)。
次にインパネの制作に取り掛かったのですが、この部分はどちらかと言うとキット自体が「SP311」風に作られていまして、あまり改修は行いませんでした。ただし、メーター枠にはステンレス線を填め込み、左端の取っ手部分もステンレス線で自作しました。もちろん、ステアリングのスポーク部はピンバイスで穴明けしました。
#左の写真で苦労の跡が解りますかね...。f^^;)
内装は、細かい部分を省略し、赤いカーペットに見立てた特殊な紙を貼る事によって、雰囲気重視の制作としました(右写真)。
外装は、後部トランクリッドの形状加工と、トランクハンドルの自作、はたまた、フロントグリルの形状が違っていましたので、メッシュのエッチングパーツを購入し(これが高かった!)、内側から貼り付けました。ただ内側がそのままですとグリルが随分奥に入ってしまいますので、内側の肉を2ミリほど削ったかな?
#何と、この部分の制作行程だけで1年以上も費やしてしまいました。
#このキットに合うエッチングがなかなか見付からなかったんです...。f^^;)
あと、右写真を見てお解りの通り、サイドモールにステンレス線を埋め込み(溝を掘って埋め込みました)、バンパー部にオーバーライダーを自作加工してアルミテープを貼り、トノカバー用のビニールレザーをメイクアップ(だったかな?)で購入(これも高い!)して装着。最後に、鉛板から加工したフロントエンブレムを貼り付けて完成となりました。(^o^)v
#このエンブレム(上右写真)は制作に1日強掛かってしまいました。
 まぁ、そんなこんなで完成の憂き目を見たのですが、さてさて仕上がりは如何なものでしょう?
実際に見てもらった訳ではないので、細かい部分はもちろん解らないでしょうが、もし、何かお気づきの点、またはご質問等がありましたら、こちら(pomehouse@pomehouse.com)までメールでご連絡下さいませ。
結局、600円のキットに、その倍以上のオプション部品?を使用してしまい、ずいぶん高い制作費用がかかってしまいました。けれども、私自身納得のいく完成度…だと思っています。
では、次回作「ブルーバード」をお楽しみに!(^o^)v
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